食わず嫌いは良くなかった、自分にかける費用がまた一つ節約できた散髪体験。

美容院というものが苦手です。

大学時代という一番人生で輝き、人目を気にして小綺麗にするだろう年頃に、美容院に行きたくないがために自分で自分の髪を切っていたくらい苦手です。

 

なんでここまで苦手意識があるのかとじっくりと過去を回想してみたところ、昔とある美容院のガサツなオバハン美容師に、髪を乾かす際に眼球に指を入れられた事によるものだと思われます。どんだけ雑に髪を乾かすんだよ!ってなくらい乱暴にバッサバッサ髪の毛をかき混ぜられ、勢い余ってオバハンの爪が私の目に当たったのです。

コンタクトレンズしてなかったら、多分眼球傷ついてたわ(怒)。

…ン10年ぶりに嫌な思い出、当時の怒りと共に思い出した。あんなガサツな人、おばさんなどと呼びたくない。オバハンで十分です。

 

これ↑は特別な例で参考にはならないですが、それ以外にも苦手ポイントがあるので挙げてみました。

その1:予約が必要なところ

予約が必要ないお店に通っていても、徐々にお客さんが増えていくのか「事前に電話で予約してくださいね」と言われるようになり美容院ジプシーになる。以前恐る恐る電話した時は「ウチは予約はいらないんですよ」と言っていたくせにね!

その2:お喋り苦手

髪を切ってもらっている最中の世間話が苦手です。なぜ大して親しくもない人に個人情報にぐいぐい踏み込まれなければならないのか。雑誌を読んでるフリをしてる時くらいは勘弁してほしいです。

その3:初来店時にポイントカード的なものを作るところ

カルテに必要なのだと思いますが、これ1回きりで終わるかもしれないのに個人情報を渡さないとカットしてもらえないところにモヤモヤします。カードに番号が振ってあるので(カルテを探すときに必要?)、捨てるに捨てられません。

その4:シャンプーやスタイリング剤を熱心にすすめられるところ。

熱心さは店によると思いますが。高いし匂い結構きついし、効果があるかもしれないけどいりませーん。

その5:時間がかかるところ

仕方ないとはいえじっと座ってるの、腰にくる。老体には辛い。

 

なんだか美容院に恨みでもあるのかという勢いで書き連ねてみましたが、特に恨みはないです。人見知りで慣れていない人とのコミュニケーションが苦手なアラフォーの呟きです。

たかが髪を切ってもらうだけなのに精神的ハードルが高い。

このハードルをどうにか低いものにできないのか。日々悩んでいました(大げさ)。

 

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1.予約のいらないところ発見

店の入口にね、はっきり書いてあるのです。「来店順」だって。「予約受け付けてない」って。

来店して受付を済ませて荷物を預けたら、椅子に座ってひたすら呼ばれるのを待ち続けます。待機スペース(椅子席)は外からうっすらと磨りガラス的なもので透けて見えるので、人が少ない時を狙って行けばいいのです。

予約がいらない。

これだけでだいぶハードルが下がりました。雑誌読んでいたら話しかけられることもない。美容師さんの指名をしないので色んな方に切ってもらいましたが、誰からも話しかけられない!

丁寧な分ちょい時間はかかりますが、些細なことです。ポイントカードも全然許容範囲。

カットだけなら3,000円+税とお手頃価格。仕上がりもイイカンジ。

ちなみに来店前には一応気を使って洗髪し、その旨伝えてますが(シャンプーはどうされますか?と聞かれるので)、「硬い、太い、量が多い」私の髪は霧吹き程度の水量だと焼け石に水なのか、それとも単純に汚いと思われているのか、髪を切る前と切った後の2回、なぜかいつもシャワーにご案内されます。

乾かすにも時間かかりますしね。2人がかりでドライヤーしてくださいますが、なんだかすごく丁寧。私なんて風呂上がり5分もかけないのに。

それもあって時間に余裕がある時じゃないと行けないのです。

来店・受付・順番待ち→簡単なカウンセング→シャワー→カット→シャワー→スタイリング→会計という順に流れていくので、1時間以上みておかなければなりません。

とはいえ、今までの中で一番ストレスがないお店なので、3年は通っています。

もっと時短な美容院があれば、言うことないのに。

 

2.早い・安い・予約がいらない店

そんなある日、「髪は1,000円で切ってもらってる」と母が言いました。

「あんたは1,500円だけど」

聞くと小学生以下と55歳以上は1,000円で、それ以外は1,500円というカットオンリーのお店との事。

「それってオッサンが行く店じゃん。10分位でちゃちゃっと終わらせるところでしょ」

私も反論(?)します。私もおばさんだけど、おっさんに混じって髪を切ってもらうのは、それなりに勇気が必要な微妙なお年頃なのです。

「普通に女性客もいるよ。◯◯で働いていた人がカットしてるんだって」

◯◯は先ほど紹介した私が通っている店の名前です。どこからそんな情報仕入れてくるの?

母の情報網に恐れをなしつつ、◯◯出身美容師には惹かれるものがあります。◯◯なら腕は確かに違いない。1,500円という低価格も大変魅力的。

この低価格店の存在は以前から知っていましたが、「安い・早いでおっさん専門店」というイメージがなぜかあって避けていました。でも◯◯の人がやってくれるなら、行ってみてもいいかな。母も実際に行っているわけだし。ぐらっぐらに心が揺れます。

「予約いらないし、今度行ってみたら?」「そうする」

その今度が、年明けにやってきました。気合を入れて、いざ出撃。

 

ドキドキの入店と同時に目に入る自動券売機。どうやら事前精算制のようです。

奥から「いらっしゃいませー」という声が聞こえますが、受付はないので自分で食券みたいな券を購入し、ずらっと並んだ椅子に順番に腰掛けて待つスタイル。「次の方」と呼ばれるまで誰ともコミュニケーションを取らなくても良いシンプルさは、人見知りにはありがたい制度です。

先客は1人。女性です。おっさんの居並ぶ異世界に飛び込んだ気でいましたが、店内もシンプルながらも綺麗で明るく、意外と普通。病院の待合室みたい。

私が椅子に座ったと同時にその先客女性が呼ばれ、早々と順番待ち1人目になってしまいました。

流行ってないのかなと思ったのも束の間、すぐに小学生の男の子がお母さんに連れられてやってきました。次は待望(?)のおっさん。その次は女性と続々来店……私のタイミングが良かっただけで結構人気店なのですね。椅子が埋まって行きます。

15分ほど待っていよいよ私の番。

「どうされますか?」

「全体的に3センチほど短くして、髪の量を大幅に減らしてスッキリさせてください」

見本のヘアスタイル雑誌などなく、このやり取りでカウンセリング…というかただの注文終了。

切り始めてから店を出るまで、20分ほどしかかからなかった。早っ。

霧吹きも1回シュシュっとやっただけで、ほぼ乾いた状態の髪のままで切るのですね。あまりにもあっけなく、希望通りの髪型(いつも通り)が出来上がりました。

安かろう悪かろうというおっさん専門店のイメージは、完全に払拭されました。

そうだ、ここをミニマリストカットハウスと呼ぼう。

勝手に名付けを終えた私は、一仕事済ませたような晴れ晴れとした気分でこの店の近所にあるセリア(100均)へと足を向けたのでした。

 

カット代が半分になり、ポイントカードもなし。なのに仕上がりは満足。

私の理想にジャストミート。すごいところがあったものです。

こうして3年通った美容院とそこのカードをあっさり捨て、新たなお店の常連となることを決意したのです。

食わず嫌いはよくないですね。

……それにしても母世代のネットワークの凄さよ。地元情報はジャンル・質ともピカイチです。

ほんとどこから仕入れてくるんだろう??

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