ホットクックによる自炊や、玄米+味噌汁生活を続けるうち、私はあることに気が付きました。

私、サラダ(生野菜)嫌いだったみたい
40代にして気づいた新事実です。自分で自分にびっくり。
うら若き乙女の時代(?)より、野菜をたくさん食べよう、サラダは体に良い、彩りよく盛り付ければなお良し。
などと自然とすりこまれていたため、何の疑問も抱かずにむっしゃむっしゃと生野菜をサラダに仕立てて食べていました。

口の中が草っぽくなるから、特に葉野菜が苦手
と分かったのは、ドレッシングを冷蔵庫から一掃し、少量の塩・酢・オリーブオイルで和えて食べるようになったからです。
野菜の味を強く感じるようになった結果、「あっ、苦手な味と食感だ」と。
私はサラダが好きだと思っていましたが、実際は、ドレッシングの味が好きなだけでした。
以来、サラダ(生野菜)を食べる機会が家でも外でも激減したのですが、温野菜だけでなく生野菜も多少なりとも摂取した方がいいのではないかと考えた結果、行き着いたのが「ぬか漬け」でした。
和食(玄米+味噌汁)に合いそうという単純な考えから始めたのですが、ぬか漬けには凄いパワーが秘められていることが分かりました。
ぬか漬けは超優秀な発酵食品
野菜をぬか床に埋めて一晩ほど置いただけで、魔法のようなスーパーフードに変身します。
- 野菜にくっついた乳酸菌や酵母が、そのまま食べるより栄養価をあげてくれる
- ぬか漬けに豊富に含まれている酵素により、シミ・そばかすの原因となる活性酸素を防いでくれる
- デトックス、アンチエイジング効果
- 植物性乳酸菌の力で腸内環境を整え、便秘の解消に役立つ
- 疲労回復効果
これ以外にも、糖尿病やがん、動脈硬化の予防にもなるようです。おおー。

凄すぎて、食べない理由がありませんね!
ただ、ぬか漬けの唯一の欠点ともいえる「塩分」が気になるところです。
三食自炊、かつホットクックなどでロジカルクッキングを実践していると、一日の塩分摂取量は自然と把握できるので、私の場合、
にぬか漬けを食べています。

美味しすぎて多少多めに食べてしまう日もあります
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」によると、40代女性の一日当たりの塩分は6.5g以下が推奨されています。
私の場合、三食自炊で塩を使う場面は、味噌汁の味噌とホームベーカリーで作る全粒粉パンくらいです。
ホットクックで作る一日分の味噌汁(1リットル)で摂取している塩分は通常0.6%の6gです。
最近は0.5%の塩分でも味噌汁は充分美味しいと分かったので、私は一日あたり5gの塩分を摂っている計算になります。
ぬか漬けの塩分量は食材によって異なりますが、だいたい100gあたり2g~5.3gあたり。
1日1回、少量なら推奨されている塩分基準を大幅に超えることはないだろう…と安心して食事に取り入れています。
ぬか漬け生活を楽しもう
ぬか床を一から作るのは大変なので、管理が簡単そうな「冷蔵庫専用」のぬか床を購入し、色々なものを漬けて楽しんでいます。
定番の美味しさの大根
塩を振って一晩おくだけでも美味しいのだから、ぬか漬けにすれば間違いないのが大根です。

塩分が気になるけど、あればあれだけ食べちゃいそう
セーブするのが大変です。
ポリポリ歯ごたえがいい感じ・にんじん
生のにんじんは生臭いのに、ぬか漬けになった途端、美味しすぎて手が止まらなくなるのは何故なんでしょうかね?

歯ごたえも理想的
ぬか漬けになって一番成功している野菜は、にんじんだと思います。
しっとりしみるナス
ずいぶんと水分が出て、しっとりくんにゃりとしたぬか漬けになりました。
いつも通り美味しいぬか漬けですが、歯ごたえを求めたい私としては、優先順位が低くなりそうです。
初チャレンジのミニトマト
見た目は普通のトマトです。
味も普通のトマトでした。トマトの表面はうっすらとぬか漬けの風味が漂っていましたが、中はいたって普通のトマトです。

トマトの皮がぬか漬けに勝った
スモーキーな味わい・チーズ
プレーンなベビーチーズを試してみました。
発酵食品×発酵食品で期待の一品です。
スモークチーズっぽい味わいになり、なかなかいけるのでは?と思ったのもつかの間、次第に塩分の強さが気になり始めました。

一気にたくさん食べるの危険
少しずつ食べていくのがいいみたいです。豆腐ようのように。
玄米ごはん+味噌汁生活を続けている時点でまず便秘知らずになりますが、腸内環境がさらに整うなら、取り入れない理由もありません。
ぬか漬けキットを利用すれば簡単に始められるのでオススメです。
ロジカルクッキングが気になる方はこちら。
玄米+味噌汁生活を10日間続けると…

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