という人におすすめなのが、全粒粉で作ったパンです。
小麦粉で作ったパンに比べ、カロリーは低め、糖質も少なめ、なのに食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含んでいます。

いわゆる健康的なパンというやつですね
今回は、パン好きさんにすすめたい「全粒粉」について書いてみたいと思います。
全粒粉とは
全粒粉とは小麦粉の一種で、小麦の表皮・胚芽・胚乳を粉にしたものです。

小麦の粒を全部挽いたもの=全粒粉ってことです
そのため、胚乳を粉にした小麦粉(薄力粉や強力粉など)に比べ、色は茶色く、触感もザラザラしています。
全粒粉 | 小麦粉(薄力粉) | |
小麦のどの部分を使っているか | 表皮・胚芽・胚乳 | 胚乳 |
色 | 茶色 | 白 |
触感 | ザラザラ | サラサラ |
カロリー(100g当たり) | 340kcal | 368kcal |
糖質量(100g当たり) | 57g | 73.4g |
食物繊維(100g当たり) | 11.2g | 2.5g |
ソフトな食感の小麦粉パンに比べ、全粒粉で作ったパンは歯ごたえがあります。
また全粒粉はグルテンフリーではありません。
小麦粉に比べれば少量ながらも、グルテンは含まれています。

お米で言うと、全粒粉は玄米って感じです
全粒粉に含まれている栄養について
さきほどの表を見て分かる通り、食物繊維を多く含んでいます。
他にも、ビタミンB1、鉄分などが豊富にあります。
食物繊維
腸内環境をととのえる作用があり、便秘予防に役立ちます。
水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維があり、全粒粉には不溶性食物繊維が多く含まれています。
ビタミンB1
水に溶ける水溶性ビタミンで、穀物の胚芽部分に多く含まれています。皮膚や粘膜の健康を維持する働きを持ちます。
糖質からエネルギーを作る働きもしているため、不足すると、だるさを感じたり疲れやすくなります。
江戸時代に流行した「江戸わずらい(脚気)」は、ビタミンB1の不足によって起こりました。
鉄分
全粒粉パンを食べよう
同じ食べるなら、栄養があって美味しいパンが食べたいですよね。
それなら、全粒粉を100%使ったパンを選んでみるのはいかがでしょうか。
ただ、私のように地方に住んでいる人間にとっては、全粒粉100%のパンを扱っているお店を探すこと自体が困難です。

そんな悩みを一瞬で解決するのが、自宅でホームベーカリー!
ナッツやドライフルーツを入れた、自分好みのパンを簡単に作れてしまうので、おすすめです。

全粒粉100%なんて、ボソボソしていて美味しくなさそう
一口食べて、そんな印象が180°変わりました。

普通の食パンに戻りたくないくらい美味しい!
ぜひ一度、試してみて下さい。
とりこになりますよ。

全粒粉を、毎月定期便でまとめて宅配して貰っています

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